育児中もしくは育児の一段落した女性の医師において、少しずつ現場復帰を図りたいというニーズが高まっています。受け入れ側の医療機関もそのような女性医師向けの勤務体制を用意し、また徐々にですが病院施設内に託児所を設ける医療機関も出てきています。良いドクターを確保するためには現場復帰を考えている女性医師を積極的に受け入れるスタンスに確実になりつつあります。
しかし、残念ながら、こうしたシステムを導入しているのは、まだ大規模病院に限られているようです。特に、クリニックや小規模病院などでは変則的な勤務体制を受け入れるにあたっては事前の相談・調整が必要となってきます。一般的に婦人科や乳腺科など女性医師の要望の多い科目では、受け入れ体制がより柔軟な傾向があります。
当社にてご支援させて頂いている女性医師の方々
当社の医師登録数においても2009年度は約4割が女性医師であり、そのライフスタイルやご希望は様々です。家庭との両立、スキルアップ、研究などそれぞれの目的やビジョンを持ちながら、フルタイム以外の勤務形態を選ばれる女性医師の方々が増えています。
医師3年目となり大学院に進みました。大学院の空き日を利用して非常勤やスポットのお仕事を希望します!
育児が落ち着きフルタイム勤務に戻りましたが、やはりフルタイムでは家族との両立が難しい。子供を保育園に預けながらスポットのお仕事を希望します。
子供を保育園に預けていますが、幸い夫が朝を担当してくれています。お迎えの18時までに間に合うお仕事を希望しています。
午前中は実家の医院にて勤務し、午後は時間が空いているので午後のみのスポットや非常勤のお仕事を希望しています。
当社ではこうした様々なライフスタイルを持つ女性医師の皆様をサポート致します。その一つとして、各市町村にて保育園入園申し込み時に提出する証明書類の作成が挙げられます。各市町村によってその名称は異なりますが、一般的には「就労・就職内定証明書」と呼ばれています。詳細は各市町村のホームページをご参照下さい。